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● 音響機器の保守用として定期的に交換された、松下製造の初期型6CA7中古球がまとまって入荷しました。まだまだたっぷりと余命はありそうなので、数量限定でキットを企画しました。
● 初段12AU7、ドライバー段6FQ7、出力段は面倒な調整の必要が無いセルフバイアスとしました。中古球にあまり無理をさせないようにという狙いもあります。また同様な観点から出力よりも音質重視のUL接続としました。トランス類は定番のISO社製でまとめ、電源部は新発売の倍電圧整流用トランスMS-1913を採用しました。
● 幅400mm、奥行き255mmサイズの1.6mm厚鉄製シャーシをブラックハンマートーン塗装で精悍なイメージに仕上げました。安全のため、シャーシ内部に倍電圧用のコンデンサを納めましたので、シャーシは高さ50mmとなりました。真鍮削り出しインシュレータで足元を引き締め、高級感溢れる外観になっております。
初心者の方でもご安心ください。カラーイラストを多用したマニュアルをご用意致しました。
配線、点検まで順番に分かりやすく解説してあります。
本キットでは作りやすさよりも音質を重視しております。プリント基板は採用しておりませんので配線作業は慣れるまで大変です。じっくりと取り組んでください。
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仕様
●定格出力：21W+21W (0.73Vrms入力）
●周波数特性：15Hz〜102kHz (±3dB)
●NFB：約8dB
●寸法：W400mm x D255mm x H170mm
●真空管：12各社AU7x1, 各社6FQ7x2,
松下6CA7x2ペア |
●使用トランス
出力トランス：ISO FX-40-5
電源トランス：ISO MS-1913
チョークコイル：EC-2.5-350S |
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● 松下6CA7 used球の替わりにロシアSvetlana社製への変更も承ります。（※要お問い合わせ）
● シャーシ色はブラックの他に、シルバーハンマーネット色に変更可能です。
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| ■真空管付属 完全キット |
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販売終了 |
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画像のクリックで拡大写真をご覧頂けます。
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| ■■■ 背面 ■■■ |
■■■ シャーシ内部 ■■■ |
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画像のクリックで拡大写真をご覧頂けます。
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| ■入力1系統、出力は4, 8, 16Ωより1系統のみ選択となります。端子類は全て金メッキ品を採用しました。電源コードはIECインレットを採用、ヒューズホルダを含め、全てをシャーシ上面に設置しました。 |
■トランス類を除いた全ての部品を取り付けた、配線前のシャーシー内部の様子です。初段管部は真空管ソケット取り付け用ビスからスペーサーにて浮かしたサブシャーシに15Pの端子台を4個取り付け、CR類を取り付けます。チョークコイル下部に電源関連のCR類を取付けます。
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■■■ 製作マニュアル ■■■ |
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| ■初心者の方でも安心して製作できるよう、カラーイラストを多用した製作マニュアルが付属されます。部品の取り付け方から始り、配線、CR類取付けの各工程毎に詳しく説明してあります。 |
■■■ 松下 6CA7 フラットトップ ■■■ |
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■松下が自社工場で生産を始めた最も初期型のタイプです。平頭とも呼ばれ、管頂がフラットになっています。管頂にX印の付いた後期型よりも、数ミリ太く、ダブルになったゲッターリングが特徴です。ゲッター周辺には中古球特有の虹模様が出ており、usedなりに多少のくたびれ感はありますが、フィリップス/ムラード系の甘いトーンは健在です。中古でもあまり見かけない希少な管です。
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